今回は、シンガポール発の取引所が発行している独自トークンのキャッスル。について、ICO購入方法や上場、詐欺性などについて書いていきたいと思います!
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キャッスル(仮想通貨)ICO購入方法/上場/価格
かそ太郎
つう子
キャッスル(仮想通貨)ICO概要
キャッスルは、世界トップレベルのセキュリティを誇り、取引手数料は半額で、上場は確実という良い条件がひたすら並んでいるICO案件です。
そんなキャッスルの情報について少しまとめてみたいと思います。
トークン名 | キャッスル(catsle) |
トークンシンボル | Catsle |
ハードキャップ | 500億Castle |
ICOセール期間 | 2018年7月1日~ |
最低購入価格 | 0.2BTC~・2ETC~・1.5BCH・70ETC~・8000ADA~ |
キャッスル(仮想通貨)特徴
最高峰のセキュリティ
- 仮想通貨すべてをオフラインで管理
オフラインで管理することにより、ハッカーなどからハッキングされないように厳重にセキュリティを行っています。
キャッスルが提供する取引所のセキュリティは世界トップレベルで、金融界・セキュリティー界のスペシャリストを集結させ、「金融機関サーバーとOSの導入」「全通貨専用のコールドウォレットの開発」「ホワイトハッカーによる侵入テストの実行」を目標としています。
ところが、セキュリティレベルが高いことは、維持するための多額な費用に直結しますので、取引所の手数料が高くなる可能性があります。 - 厳重な物理セキュリティ内で管理されるオフラインフォレット
ステンレスカバーを備えるUSB型もでるなど、有機ELディスプレイと物理ボタンを組み合わせ、内部の暗号通貨資産や暗号通貨取引のセキュリティーを保護するための方法を駆使し、ウォレットの安全性を高めることを目的としています。そのため、もしかしたら取引手数料が高くなるかもしれません。
ビットキャッスルトークンによる、圧倒的コストパフォーマンス
- トークンを利用することで、各種手数料の削減を実現
キャッスルは仮想通貨の取引所を運営するため、多数のユーザーに参加してもらって初めて成立する事業です。
取引所内の売買でキャッスルトークンを利用すると、最大半額の手数料で取引を行うことができ、ユーザー・投資家を呼び込む材料として期待されています。
これは、バイナンスが採用している仕組みと同じ方法です。 - トークンの付加価値により、ビットキャッスルの利用者、トークンの保有者両方の増加を見込めるというロジック
キャッスルの取引所では、取引所の成長に合わせ、3カ月に1度の配当(利益の20%)を得られる仕組みを採用しており、まるで最近人気のFCoin取引所(毎日配当)のようです。
これは、株式が上昇したり、決済時に持っていると株式保有者には配当がもらえるという株式市場と同じ仕組みで、キャッスル取引所の独自トークンを持つだけで稼げることが出来る仕組みになっています。
その他の特徴
・上場コインをユーザー投票で行う
・上場時の費用はキャッスルで支払う仕組み(上場する度に、キャッスルが買い支えられるらしい)
キャッスル(仮想通貨)プロジェクトメンバー
キャッスル(仮想通貨)ロードマップ
ロードマップに関しては、まだ公開されていません。
キャッスル(仮想通貨)購入方法&ICO価格
購入方法に関しては、まだ詳細が分かっていません。
ICO価格については、以下の通りです。
- 2018年7月~・・・1castle=0.05㌣(約0.05円)
- 2018年9月~・・・1castle=0.5㌣(約0.5円)
キャッスル(仮想通貨)上場先&時期
上場先はビットキャッスルで、時期は2018年12月とされています。
キャッスル(仮想通貨)将来性
かそ太郎
キャッスルは、セキュリティ対策も世界トップレベルで、取引手数料は最大半額になったり、トークンを持っているだけで配当がされたり、上場は100%確実などと、良いことばかりが羅列されています。
でも、ICOで肝心なのは「誰が」行うのかということです。
今回の場合は、西田尚樹氏が行っていますが、正直怪しい部分が多いと評判です。
将来性があるかといえば、取引所がちゃんとオープンすれば、一時的に高騰する可能性があります。
実際にバイナンスのBNBやFコインなどが、取引所トークンとして高騰しました。
さらに取引所が大きくなり、取引所トークンとしての需要が出ればもちろんあるかもしれませんが、長期的に見たら不明な部分も多く、プロジェクトメンバーすらわからない以上、信用するにも限界があります。
このようなことから、現状ではかなり微妙だと思っていますので、情報を待つしかないです。
キャッスル(仮想通貨)詐欺性
つう子
運営会社が海外法人
運営会社 BOPSCONSULTING PTE.LTD.
本社所在地 シンガポール共和国
代表取締役 NG CHENG WEI
設立 2017 年 10 月
メールアドレス support@bopsconsulting.com
キャッスルの運営会社は、シンガポール共和国にある「BOPSCONSULTING PTE.LTD.」という会社ですが、住所が「51B CIRCULAR ROAD Singapore 049406」(この住所は雑居ビル?)という場所になっているため、日本の特別商取引法が適用されない可能性があります。
さらに言えば、この BOPSCONSULTING PTE.LTD.は、仮想通貨事業を行いたい企業や投資家に対する、コンサルティングを行っている会社らしいという情報があり、今回の運営もこの会社がメインでセールを行っているのかも疑問です。
会社メンバーの情報もないですし、実態がよく分かりません。
主要人物の情報が出てこない
まず、代表取締役の「NG CHENG WEI」について調べてみましたが、該当する情報は見つけられませんでした。
同じような名前は、たくさん出てきますし、シンガポール在住の方もいるようですが、職業が司法書士とか保険屋さんとか色々いますね(笑)
ビットキャッスルに関わっているというような、人物は見つけられませんでした。
さらに、このキャッスルのカギを握るICOの主催者として、「西田 尚樹氏」(投資家?)という人物が挙げられます。
西田氏を検索にかけてみましたが、こちらもあまり情報がないため、もしかしたら例のごとく偽名かもしれません。
つう子
与沢翼氏が宣伝
また、与沢翼氏が宣伝に関わっていることにより、さらに話題になったようですが、疑問視する人も多いです。
今回はあくまで宣伝(ビジネス)で流しただけです。
メルマガ等で、広告枠を設けているので、広告料を払えば宣伝してくれますので、与沢翼氏が直接関わっているということはないです。
問題はそれが、広告費を払えば優良かどうかは関係なく配信されるということです。
ホワイトペーパーがない
ないんです(笑)
URLは存在しているみたいですが、アクセスしても表示されません。
https://bit-castle.io/castle.pdf
かそ太郎
購入してからホワイトペーパー公開されたので、まだ良かったのですが、キャッスルはまだ公開されていません。
ホワイトペーパーを公開しない理由は分かりませんが、とりあえず詳細な情報が無く、西田氏が良いことばかり言っている現状では、警戒しておいたほうが良さそうです。
購入するにはLINE@に登録が必要
これもまた怪しいのですが、なんでわざわざLINE@に誘導させる必要があるのか、全くの謎です。
セールページがあるのは分かるのですが、そこから誘導させなくても、本当にいいICOならみんな勝手に買いますので。
怪しいICOのよくあるパターンです。
これは「ふるいにかけている」状態だと思います。
セールスページの内容を見て信用した人はまず登録しますので、そういった人たちに特別感やさらなる追い込みをかけて、購入させていく感じです。
中には興味本位や、半信半疑の人も当然登録はしますが、やはりそこでまた気持ちが変わる人もいますので、支持者が増えます。
そうした人たちを、どんどん取り込んでいくと、集団が大きくなり正しくない情報であっても、集団の中では「正しい」という位置づけになることがあります。
社会的証明という心理効果がまさにこれで、集団の中の多数意見や支持する人が多いと「正しい」と思い込んでしまうものです。
なので、自分やその信じている人たち以外の情報にも目を向けてみる必要があります。
最近のICOは本当に、怪しいの多いです・・・
とりあえず、無料で7500円分のキャッスルがもらえるみたいなので、気になる人はLINE@に登録して、もらっておくと良いかもしれませんね。
海外の取引所という不安
海外の取引所になるので、不安要素が大きいですよね。
最近で言えばHitBTCなど、日本人が取引出来る海外の取引所が少なくなってきています。
金融庁の規制が厳しい中で、日本人が安心して取引できるのかは疑問です。
キャッスル(仮想通貨)まとめ
取引所トークンは需要はあるのですが、それはまともにオープンして運営できることが前提であり、ビットキャッスルが本当に運営されて、キャッスルも需要が見込めるなら購入を検討する余地はあります。
しかし、今回のICOではまだまだ情報が出ていない部分が多く、怪しい情報も満載なので、しばらく様子見が一番いいです。
焦って買って損することは、投資としては最悪なパターンですから。
7月2日追記 キャッスルセール開始
キャッスルのセールが開始されましたね。
とりあえず、これまでのICOと違って最低購入数が高めに設定されています。
これまでは、1ETHくらいが相場でしたが、ちょっと考えものですね。
でも、仕組み的には確かに買い支えできそうな感じなので、この仕組みが本当に根付いて価格の下支えが出来るのであれば、確かに魅力的です。
あとは、セキュリティーの高さやICOマーケティングチームで有名なBLOCKCHAIN PR BUZZがプロジェクトに参加しているなどもアピールしています。
そして極めつけは全額返金保証。
成立しなかったら、返金保証ということですが、ICO割れしたら返金保証するなどの、価格の下落リスクについての文言はありません。
上場出来ないなんてありえない話ですし、プロジェクトの破綻も恐らくないでしょう。
要は「取引所を完成させて上場させる」ことができれば、価格がどうなろうが知ったこっちゃないってことです。
それに、このセールで約0.05円で購入する大口がいたとしたら、9月のICOでは約0.5円での販売になって確かに10倍にはなるかもしれません。
しかし、12月の上場後に利確売りでの下落の可能性は非常に高いです。
短期的に見て、ICO割れする可能性は高いと思っています。
しかし、その後公言しているような、買い支えの仕組みができればいいのですが、日本人を排除している取引所がドンドン増えている中で、このビットキャッスルがどこまで大きくなるのかは疑問です。
順調にいけば、もちろんキャッスルも需要が高まり徐々に価格も上がっていくでしょうけど。
個人的には、見送りますが、どうしても気になる方は最低購入数だけで様子見がいいでしょうね。
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